特別決議の文言も討議された。
議長代行
議長代行は、これをインドネシア、マレーシア代表とさらに検討したいと述べた。
シンガポール
シンガポール代表は、議事録が全代表に配布されるか否かを質問した。「今日」起草して「明日」配布されるという回答があった。金曜日までに議事録は全参加者に配布される。
フィリピン
この後フィリピン主席代表から、第23回APSEMに出席した全代表団に代わって、この会議に関する深い謝意が表明された。
閉会の辞で、議長は全出席者に謝意を述べ、会議が順調に進められたことに満足の意を表し、またこの種の情報交換の会議の重要性を改めて強調した。
決議
インドネシア代表から下記の決議が提案され、全員一致で採択された。
決議
第23回APSEM出席の代表は、全員一致にて下記の通り決議した。
1. アジア太平洋造船専門家会議(APSEM)は1973年の第1回以来、アジア太平洋諸国の造船および舶用工業の専門家が集まって意見を交換し、相互の理解を深め、参加者間の協力を促進するためのきわめて重要な国際的な場を提供してきた。
2. アジア太平洋諸国の造船業はAPSEMを通じて成長し、この有意義な企画の一層の前進とともにさらに成長を遂げることを期待する。
3. APSEMはその発足以来、常に日本財団の手厚い支援を受けており、同財団に対し深い感謝を表明するとともに、
4. 日本の運輸省と造船業界、舶用工業を代表する団体に対しても、APSEMの偉大な成功に向けての発意に深い感謝を表明する。
5. この要請を、付帯決議として議事録に記載することを提案する。