5.8 TOPEX/Poseidon衛星
TOPEX/Poseidon衛星は「海洋の循環を観測し理解すること」を目的として、1992年8月10日に打ち上げられた。これはNASA(米国宇宙局)とCNES(仏国宇宙局)との共同プロジェクトであり、2個のレーダ高度計と精密な軌道決定システムを搭載している。
TOPEX/Poseidonは、長期間にわたって宇宙から海洋をモニターすることに基礎を置いている。それは、前例のないほど良い精度で、10日毎に世界の海洋形状や海面の高さを供給する。
TOPEX/Poseidonは、ジャイアと海盆スケールで海洋循環を研究するのに役に立つように、前の高度計システムであるSEASATとGEOSATに比較して、多くの改良がされた。例えば、特別に設計された衛星、サンサスーツ、衛星追跡システム、および軌道の形状である。また、精度の良い軌道を決定するための最適重力モデル、およびミッションオペレーションのための地上システムが開発された。
TOPEX/Poseidonは、既存の多重任務モジュール衛星(MMS)、Solar Maximum Missionの搭載量を首尾よく運んだランドサット4と5、に適合されている。TOPEX/PoseidonのMMS設計は、表5.7に述べる6個の科学測器(4個のオペレーショナルと2個の実験測器)を搭載するのに必要な条件を満たすように変更された。