月間活動指針<2>
平成11年度(第43回)船員労働安全衛生月間実施要綱
1 趣旨
船員労働安全衛生月間は、昭和32年以来毎年実施してきており、今年で第43回目を迎える。
この間、船員の災害・疾病は、船員災害防止基本計画及び各種施策の推進等船舶所有者及び船員をはじめとする関係者の一体となった永年にわたる船員の災害・疾病防止活動により、その発生件数・発生率は減少し、徐々にその成果を上げているものの、船員の死亡災害については、陸上産業と比較して依然として高い発生率となっている。
他方、近年の船員労働を取り巻く状況は厳しく、船員の高齢化、乗組員の少数化、外国人船員との混乗化等が進む一方で若者の海離れが進んでおり、これを踏まえ安心して働ける魅力ある職場づくりが急務となっている。
このような状況に対処するためには、船員の災害・疾病を着実に減少させ、安全で快適な船内の作業環境と居住環境を実現していくことが不可欠であり、このために、年間を通して船員の災害・疾病防止のための対策を進めていく必要がある。
特に全国一斉、集中的に船員の災害・疾病防止活動が展開される本月間活動を通じ、船舶所有者及び船員をはじめとする関係者の安全衛生に対する意識の高揚を図り、船員災害防止対策の一層の推進を図るため、本月間においては、平成11年度船員災害防止実施計画に定める主要対策である、
1] 安全衛生管理体制の整備とその活動の推進
2] 死傷災害防止対策の推進
3] 生活習慣病を中心とした疾病予防対策及び健康増進対策の推進
4] 混乗外国人船員に係わる安全衛生対策の推進
5] 十分な乗組員数の確保及び労働時間の短縮等労働条件の改善の推進
に積極的に取り組み、関係者が一体となってこれらの諸対策を推進する必要がある。