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おめでとうございます

第七回地域伝統芸能大賞

 

第1類 地域伝統芸能の実演に関わる団体または個人

西馬音内(にしもない)盆踊保存会

秋田県羽後町で豊年祈願や盆供養のために始められたという伝統行事。踊る場所は、街の大通りで要所要所に篝火を焚き、道いっぱいに大きな輪踊りを拡げる。踊り手の女性は、亡者を思わせる彦座頭巾や、編み傘を深く被り、美しい端縫い(古い端布を縫合わせた)衣装を身にまとい、艶麗な所作が醸し出す情緒てんめんな雰囲気は、えも言われぬものを感じさせる日本の代表的な盆踊りの一つ。……それとは対照的に、にぎやかで、野生的に鳴り響く囃子の音は、幻想的なムードを盛り上げている。

 

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第2類 地域伝統芸能を活用した行事の実施団体

佐原の大祭実行委員会

 

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佐原市は利根川の下流の水運に恵まれ、江戸への物資の玄関口として栄えた町。

佐原の大祭は、7月の夏祭りと10月の秋祭りを総称したもので、亨保年間より300年の伝統があり、関東三大山車祭りの一つに数えられている。夏秋にはそれぞれ10台、14台の山車が「佐原囃子」の音にのって曳廻される。山車は総檜造りで、山車上部には江戸・明治期の名人と言われた人形師によって制作された、高さ4mにも及ぶ日本最大級の大人形を乗せている。山車の周囲には関東彫りの豪華な彫刻がはめ込まれている。

 

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住所:千葉県佐原市

代表者:奥主昶夫(現:菅井源太郎)

 

第3類 衣装、用具等の製作者

三国祭人形山車の人形制作者 岩堀薫氏

岩堀薫氏が昭和23年から制作している山車人形は、毎年5月に3日間地元三国町で行われる、三国祭の中日(5/21)に三国神社を拠点として旧町内を練り歩く武者人形山車(三国町文化財)6基の殆どに使用されている。

 

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高さが6mにも及ぶ武者人形を毎回作り替えるため、高さ80cmの顔を作るのに、粘土、和紙、白い顔料等でいくつかの作業行程により3ヶ月を費やす。また胴体作りには2ヶ月を必要とし、衣装の縫製には家族ぐるみの協力も得て、勇壮な人形の仕上げは祭りの直前まで続く。見事な出来映えはこの道47年の確かな技術力の賜物と、専門家の評価は高い。

 

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住所:福井県三国町

 

第4類 その他特に顕著な貢献のあったもの

鶴崎おどり保存会

大分県のほぼ中央、大野川の河口に位置する鶴崎は昔から港町として発展してきた。

「鶴崎踊」の起源は約400年前に遡ると言われており、既に大正末期には「鶴崎おどり保存会」が創設された。ポルトガル、ブラジルなどたび重なる海外公演で伝統芸能の国際交流に努めており、毎年お盆過ぎの土・日曜日に「本場鶴崎踊大会」を主催し、観光振興、地域振興に大きく貢献している。

踊りは優雅で流暢な「猿丸太夫」と三拍子でリズミカルな「左衛門」があり、太鼓・三味線・尺八・横笛・胡弓のお囃子にのって、七重八重の踊り子の輪が一大絵巻をくり広げる。

 

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住所:大分県大分市

代表者:野村與吉

 

★平成12年の地域伝統芸能全国フェスティバルは来年8月中旬、北海道旭川市を中心に開催される予定です。★

 

財団法人地域伝統芸能活用センター事業

1.地域伝統芸能全国フェスティバルの主催・企画・運営事業

2.地域伝統芸能地方フェスティバルの支援事業

3.地域伝統芸能を活用した行事に関する海外広報・交流事業

4.伝統芸能等の活用に関するセミナー、シンポジウム開催事業

5.伝統芸能等を活用した行事に関する情報収集・提供事業

6.伝統芸能等を活用した行事に関する調査・研究事業

7.伝統芸能等を活用した行事に係わる通訳案内業の認定

 

本センターにおきましては、地域の観光と商工業の振興を目指して、各地の伝統芸能を支援するため、賛助会員を募集しております。趣旨にご賛同いただける場合には、下記までお問い合わせいただければ幸いです。

 

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