五月山グリーンエコー通信
1999年7月19日
五月山グリーンエコー
連絡先・池田市緑のセンター
あっマムシ!
伊藤益義
6月の五月山の作業は26日、雨上がりの蒸し暑い日でした。
天気予報は雨ということでしたが、それでも20数名が集まり、午前中は杉ケ谷の右岸で、2年前にコナラを植樹した斜面がササで覆われていたので下刈りをしました。急な斜面でしたが、ずり落ちないように_注意しながら刈り進みました。
◆斜面の上のほうで、『あっ、マムシ!』の声。登ってみると40cm位のマムシがササの下でとぐろを巻いていました。見つけた人の話では、マムシ独特のにおいがしたので気づいたとのことでした。とぐろ巻いているときは50?pは跳ぶので、注意しながらそっとそのままにしておきました。1時間あまりで作業を終え、次は杉ケ谷の左岸へ移動しました。
◆ここは昨年ササを下刈りし、エノキやウリハダカエデを植樹した場所ですが、野草でいっぱいになっていましたので、まず廣末さんの指導で生えてきた野草の同定をしました。
◆ヒメジョオン、ベニバナボロギク、ヤブミョウガ、ガガイモ、ミズヒキソウ、ヨウシュヤマゴボウ、ママコノシリヌグイ、セイタカアワダチソウ、ヒヨドリジョウゴ、ヤブガラシ、コナスビなど書ききれないぐらいの野草のオンパレードです。お昼は味噌汁にベニバナボロギクの葉を入れて、菊菜に似た味覚を楽しみました。
◆午後、下刈りを開始。谷間がきれいになった頃、炭焼き小屋のところでまたマムシが見つかりました。今度は50?pもある大きなマムシです。首根っこを押さえて皆さんにお披露目。銭型模様がはっきり見えます。
最後は沢に逃がしてやりました。これからマムシの季節です。マムシのことをよく知って気をつけましょう。
◆またこの日は、和歌山県橋本市の「郷土の森整備基本計画策定委員会」の皆さん20数名が視察にこられていました。下刈りの様子や炭焼き釜を見られ、下刈りが人海戦術であれだけの場所がきれいになるのに感心されていました。
仕事の後、道具り手入れを済ませ解散しました。
大切にしたい
池田の自然10選
10月30・31日に開催の第15回大阪府都市緑化フェアで選定します。どしどし推薦してください。
*推薦場所とコメントをみち・みどりの課へ。
。?TEL 0727-54-6275 FAX 52-4949