祝辞
大分県知事 平松守彦
笹川良一杯「第14回全国選抜ゲートボール大会」が、全国各地から多数の皆さんのご参加をえて、大分市営陸上競技場で盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。
近年、スポーツは、生涯にわたって健康で明るく心豊かな生活を送るうえで、ますます重要視されてきております。ゲートボールは高齢者のライフスタイルを変えたともいわれ、いまや、愛好者は100万人を越え国民的なスポーツとして普及しています。本県では、かねてから「物もゆたか、心もゆたかな豊の国づくり」を目指し各種の施策をすすめていますが、真の豊かさは先ず、心身ともに健康からと考え、スポーツの振興に努めているところであります。
現在、2002年ワールドカップサッカーの開催や、2008年二巡目国体の開催の準備も進めており、メイン施設となるスポーツ公園の建設をはじめ、関連施設の整備に積極的に取り組んでいるところであります。
本県におけるゲートボール競技は、生涯スポーツ振興の一環として「県民すこやかスポーツ祭」や「豊の国ねんりんピック」を毎年開催するなど、多数の愛好者により盛んに行われております。
こうした中、この度大分県において「全国選抜ゲートボール大会」が開催されますことは、生涯スポーツの普及・振興を図るうえで誠に意義深く、その成果に大きな期待を寄せているところであります。どうか参加された皆様には日ごろの練習の成果を存分に発揮されますとともに、交流の輪を広げられますよう念願しています。
また、この機会に本県の豊かな自然や温かい人情にふれていただくとともに、新鮮な海の幸・山の幸を味わっていただき、豊の国大分県の魅力を大いに実感していただければ誠に幸いに存じます。
終わりに、本大会の開催にご尽力賜りました関係各位に深く敬意を表しますとともに、本大会のご盛会と、ご参加の皆様方のますますのご健勝、ご活躍を心からお祈り申し上げ、お祝いのことばといたします。