プログラム
演奏:新星日本交響楽団
指揮:松尾葉子
独奏:クラリネット 赤坂達三
予定曲目
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調
和 田 薫:管絃楽のための交響的印象 ―海響―
モーツァルト (1756〜1791) Wolfgang Amadeus Mozart
歌劇「フィガロの結婚」序曲
〔作 曲 年〕1786年
〔作品番号〕K492
〔演奏時間〕約4分
モーツアルトは、わずか35年という短い生涯に600余の珠玉のような作品を残しました。しかも、交響曲、室内楽曲をはじめ、楽劇、協奏曲、声楽曲等あらゆる種類の音楽に及んでいることは、ただ驚嘆のほかはありません。
彼は歌劇もかなりたくさん作りました。「フィガロの結婚」をはじめとして、「ドン・ジョバンニ」「魔笛」「コシ・ファン・トウッテ」「後宮からの誘拐」などは、世界中のオペラハウスでしばしば上演され、広く親しまれています。
「フィガロの結婚」は、1785年から翌年にかけて作曲され、1786年5月にウイーンで初演された全4幕の歌劇です。原作はフランスの作家ボーマルシュ、台本はイタリア人のロレンツォ・ダ・ポンテが書きました。美しいアリアや重唱がふんだんに盛り込まれた豪華な作品です。序曲は愉快なオペラの内容にふさわしい快活な音楽で、しばしば演奏される名曲です。