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PROGRAM 〜ヨハン・シュトラウスII世没後100年記念プログラム〜

 

ワルツ「春の声」★

 

ワルツ「皇帝円舞曲」

 

ピチカートポルカ

 

ワルツ「南国の薔薇」

 

アンネンポルカ

 

ワルツ「ウィーンの森の物語」

 

休憩

 

喜歌劇「こうもり」より

「序曲」

「侯爵様あなたのようなお方は」★

「チャルダシュ」★

常動曲

ポルカ「狩り」

ポルカ「観光列車」

ポルカ「雷鳴と稲妻」

ワルツ「美しく青きドナウ」

注)★はソプラノ独唱

 

PROFILE

 

東京交響楽団

 

1946年に東宝交響楽団の名で創立。1951年東京交響楽団と改称して今日に至る。

歴代の指揮者には、近衛秀麿、上田仁などがおり、1964年以来秋山和慶が音楽監督・常任指揮者をつとめている。1991年大友直人が正指揮者に、1994年から飯森範親が指揮者に就任。また、客演指揮者に小林研一郎を擁する。海外での精力的な活動はもちろん、邦人作品を含む現代音楽への意欲的な取り組みと業績が認められ、文部大臣賞、毎日音楽賞、音楽之友社賞、京都音楽賞大賞などを受賞。

1994年秋山和慶の音楽監督就任30周年と第400回定期演奏会を記念しての、シェーンベルク歌劇「モーゼとアロン」(邦人による日本初演)は絶賛を博し、毎日芸術賞、文化庁芸術作品賞を受賞。1996年にはモービル音楽賞を、1997年には第29回サントリー音楽賞を受賞するなどその活動に対する評価は高い。

 

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飯森 範親 指揮

Norichika Iimori

 

1986年、桐朋学園大学指揮科卒業後、ベルリンヘ留学。数々の国際指揮者コンクールで優勝を果たす。1989年から文化庁派遣芸術家在外研修員として、ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場で研鑽を積む。その間、当時の芸術総監督W.サヴァリッシュ氏のアシスタントを務めた。1994年東京交響楽団指揮者に就任し、同年、同楽団のポルトガル演奏旅行、1996年同楽団創立50周年記念ヨーロッパ演奏旅行で指揮し、特にミュンヘン公演については南ドイツ新聞に「今後、イイモリの名が世界で注目されるであろう」と絶賛された。

東響との定期公演では数々の名演を残しており、1999年1月30日サントリーホールにおける東響定期では、ヴェルディ作曲「レクイエム」を振り注目を浴びた。又、同年4月から飯森プロデュースによる「名曲の旅シリーズ」が始まる。

現在、東京交響楽団指揮者、広島交響楽団正指揮者、オペラハウス管弦楽団常任指揮者、モスクワ放送交響楽団特別客演指揮者。

 

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蒲原 史子 ソプラノ

Fumiko Kamahara

 

武蔵野音楽大学卒業。同大学院修了。二期会オペラスタジオ修了時最優秀賞受賞。

神須美子、G・ヤイア、H・ビュイグ・ロジェの諸氏に師事。

1988年11月より1年間、文化庁派遣芸術家在外研修員としてミラノヘ留学。

第56回日本音楽コンクール第3位入賞。

オペラスタジオ修了公演『フィガロの結婚』ではスザンナを演じるなど、他多数に出演。

コンサートでは、読響「カルミナ・ブラーナ」、日本フィル「真夏の夜の夢」など、他多数のソプラノ・ソロをつとめる。

1994年岩城宏之指揮アンサンブル金沢公演におけるグレツキ「悲歌のシンフォニー」は各方面より絶賛された。

1995年日本コロンビアより「祈り〜アヴェ・マリア」でCDデビュー。以後も1996年「ララバイ」、1997年「フィオーリ〜花の歌」とたてつづけにリリースし、好評を博す。

オペラをはじめ、ドイツ、イタリア等の歌曲、宗教曲からミュージカルまで幅広いレパートリーをもち、情感豊かな美声とチャーミングな舞台姿で聴衆を魅了している。

 

 

 

 

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