オッタヴィオ・ダントーネ
Ottavio Dantone

ミラノのヴェルディ音楽院でオルガンとチェンバ口を学び、オリジナル楽器を演奏するオーケストラや古楽アンサンブルとの共演を重ねる。1985年、国際パリ音楽祭でバッソ・コンティヌオ賞を得る。翌年にはブルージュと、二つの世界的なチェンバロの音楽祭に入賞。フォルテピアノのソリストとしてまた指揮者としても演奏活動を行う。96年にアカデミア・ビザンチナの音楽監督となる。ルガノとチュリンの音楽院で後進の指導にあたる。
ステファノ・モンタナリ
Stefano Montanari

ラヴェンナのヴェルディ音楽院でヴァイオリンとピアノを学び、首席で卒業する。ルガノにあるイタロースイス音楽院でビナルシソ・マシに師事。1994年にアカデミア・ビザンチナの第一ヴァアイオリンとなる。アカデミア・ビザンチナの指揮者を務めていたヴァイオリニスト、カル口・キアラッパとともにベリオの《デュエッティ》をCD録音。現在、ルガノ音楽院で後進の指導にあたる。
クリスチャン・ホンメル
Christian Hommel

ドイツのフライフルクで、ハインツ・ホリガーとジェイムズ・エイヴェリに学ぶ。ジュネーヴ、トリエステ、ドイツの国際コンクールに優勝し、以来独奏者、室内楽にと世界を舞台に活躍する。ドイツ・カンマーフィルハーモニーとアンサンブル・モデルンとの共演も多い。バッハ、モーツァルト、20世紀作品のCDがある。国際的なマスタークラスなどで後進の指導をする。
ガブリエレ・カッソーネ
Gabriele Cassone

シンフォニック・オーケストラ・ライとスカラ・フィルハーモニック・オーケストラの首席として演奏。ベリオはカッソーネのために《セクエンツァX》を作曲。録音もある。さらにベリオは、カッソーネとアンサンブル・アンテルコンタンポランのために《Kod-OD》を作曲、98年4月ブーレーズ指揮でバーゼルで世界初演、その後ミラノ、ロンドン、パリ、アムステルダム他、ヨーロッパ各地で演奏した。ミラノの古楽音楽院で後進の指導にあたる。
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