2] 提案型の集荷活動
西日本の各地域においては、輸出と輸入のアンバランスが生じており、空コンテナの調達が問題となっているケースが散見される。
空コンテナの有効利用を始め、荷主に対してコスト削減の方策を提案する、提案型の集荷活動の充実を図る。
《提言》
○輸出入のコーディネート
○輸出入のコーディネート
空コンテナの調達は、外航船社が行っているが、空コンテナ調達のコスト増は運賃に反映せざるを得ず、結果として運賃の低廉化が進まないといった状況になっている。
そこで、集荷活動に当たって、各地方の輸出中心の荷主と輸入中心の荷主企業とを上手くマッチングさせることは、空コンテナの利用の効率化により、コスト削減の効果とともに集荷力を高める結果となることが期待できる。
このような輸出入貨物のコーディネートはこれまでの集荷活動のなかでも外航船社のコスト意識のもとで、強く意識されてきたことであるが、今後も、アライアンス内若しくはポートセールス活動等を通じ、一層の強化を図って行く必要がある。