(3) 今後の取り組み
○内貨だけでなく、外貨も集め、集積のメリットを出していく必要がある。
○現在、神戸港にトラック用のスペースを設けているが、荷捌きできるほどの広さはとれない。大阪南港のような荷捌き施設があると良いと思う。現在は、トラックターミナルはインターチェンジ近くに整備される傾向が強く、陸上ルートとの競争に負ける。
○帰り荷の問題も荷物を集めることで緩和する。
○地方にはシャーシープールが不足がち。共同倉庫もあればありがたい(現在はすべて自社)。
○外貨と内貨でシーアンドシーというのは考えられる。
○料金を下げるためには、旅客サービスの人件費をカットすることが考えられる。
(4) その他
○フェリーとフィーダーは料金設定から全然違い、競争にならない。
○フェリーは定期的に便を持っているのが強みである。
○港湾利用費を安くして欲しい。
○六甲バースは背後地へのアクセスが悪い(高速道路で名神、阪神高速道路神戸線にダイレクトでつなげてほしい)。
○神戸はフェリーが分散しておりわかりづらい。また、旅客の足がないため非常に使い辛い。
○フェリー会社に秋田県が補助金を出したように補助金がほしい(運賃1万円のうち2000円の補助)。フェリーが就くとトラック事業者が何百と寄ってくることを考えると地域への効果は大きい。