(12) 主な自由意見
a. 荷主
〜コンテナ利用の共同化〜
・他船社のコンテナを共用できる(同一航路でやむを得ず船を変更せざるを得ないが、すでにコンテナ詰めが完了し、次週まで待てない場合等)。
・各外航船社間でのコンテナの共同化を図る等、一層の合理化を希望する。
〜混載機能の充実〜
・地方港で混載貨物に柔軟に対応できるよう希望。
・混載で少量多品目が梱包できるようなボックス等の導入。
・梱包仕分けやストックする場所の提供。
〜積極的なPRの取り組み〜
・福山→神戸→北米の内航定期フィーダー船があればトラック輸送をやめたい。
そのルートでのフィーダー船の有無さえわからないので高価なトラック輸送に頼らざるしかない。
〜輸送コストの削減〜
・地方港よりも神戸港の方が様々なサービスの充実、船社選択の自由度からいって、圧倒的に優位であり、使いたい港であることは間違いない。問題は内航フィーダーにしろ、陸上ドレーにしろその高さゆえに神戸まで持っていけない。
・海上輸送コストは安いが国内の輸送コストが高い。
〜神戸港のサービスの一層の充実〜
・祝祭日の取り扱い、ターミナルチャージの低廉化、地方港での定期航路の増設等により、全体的に低コストにしてほしい。
・労働争議の解消、土日及び24時間体制の充実を図り諸外国での国際競争に勝てる力を付けてほしい。また、港頭地区施設の低料金賃貸制度、港湾料金の自由化、港湾運送事業法等の規制緩和が望まれる。
・質の向上、低価格の実施、増便、手続きの簡素化(手数料含む)を求める。
・空コン引き取り手続きの簡素化、コンテナ搬入締め切り時刻の見直し
〜その他〜
・北米航路、ヨーロッパ航路の値上げラッシュに困惑している。
・内航コストはまだ下がると考える。
・神戸港での定期航路の増設及び新規航路の開設
・フィーダーによる移送を推進する計画をしている。
・地元港の充実を希望する。