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c. 利用運送業

1] 内航フィーダー選定の理由はコスト、利便性

内航フィーダー輸送を選定する理由としては、「トータルコストが安い」(27社・32.5%)、「最寄りの港湾利用できる」(17社・20.5%)、「便数が多くイレギュラーにも柔軟に対応」(10社・12.0%)の順に多い。

利用運送は外航船社と同様に内航フィーダーの便数が多いことを評価しているが、荷主とは異なる傾向である。

 

2] トラック選定の理由はリードタイム、イレギュラー対応など

荷主・船社と同様、短いリードタイム、イレギュラー対応など、時間面の融通性や迅速性を求められる輸送はトラックによる陸上輸送を用いる。

 

3] 地方港ダイレクトルートはコスト、輸送距離、最寄りの港湾を利用できる

地方港ダイレクトルートの主な選定要因は「トータルコストが安い」(15社・23.1%)、「輸送距離が最短である」(14社・21.5%)、「最寄りの港湾を利用できる」(13社・20.0%)である。

 

4] 海外ハブ港経由ルートはコスト、最寄りの港湾を利用できるなど

海外ハブ港経由ルートの主な選択要因は「トータルコストが安い」(14社・31.8%)、「最寄りの港湾を利用できる」(10社・22.7%)である。

 

表III-4. 輸送経路の選択要因(利用運送業)

単位:社

048-1.gif

単位:%(各経路における回答数全体に占める割合)

048-2.gif

 

 

 

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