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(6) 港湾料金の国際比較

1] 港湾料金の国際比較

平成7年度の運輸省調査によると40フィートコンテナ1個あたりの港湾諸料金の国際比較では、神戸港の水準は香港、ロサンゼルス、ロッテルダムと同水準となっているが、シンガポール、釜山、高雄と比較すると高い水準にある。

 

図II-5. 港湾料金の国際比較

港湾諸料金の国際比較(40フィートコンテナ1個当たりの港湾諸料金)

(平成7年度の為替レートで算出)

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注)

1. 船社からのヒアリングに基づき、運輸省作成(平成7年時点:但し一部平成6年のデータを利用している。)

2. 港湾諸料金とは、以下の諸費用の合計である

入港料、トン税、パイロット料、タグボート料、エスコートポート料、綱取り料、その他船舶経費、ターミナル費用、荷役料

3. 「パイロット料、タグボート料、綱取り料」は平日の基本料金である。

4. 「ターミナル費用」には、ターミナル貸付料の他にターミナル維持費等が含まれている。

5. 「荷役料」は平日の料金であり、ラッシング作業費用は含まれていない。

また、荷役量による料金の割引制度がある場合は、それが適用された場合の実勢価格となっている。

6. 入港船型は、3,600TEU型=5万G/T級、パウスラスター有とする。

7. 入港条件:(平日)デイタイム着岸、デイタイム離岸

8. PORT DUE(入港料、トン税)については、入港回数による割引制度がある場合は、それが適用された料金等となっている。

9. 入港1回についてコンテナ取扱個数は、40フィートコンテナ300個と仮定している。

(日本の平均取扱個数、また、コンテナ1個当たりの港湾諸料金は、取扱個数により変動しうる。)

10. 為替レート(1996.3.29現在)

1米ドル=107.35円=7.5705香港ドル=1.6510オランダギルダー=1.40698シンガポールドル=785.87ウォン=27.527台湾ドル

 

資料:運輸省

 

 

 

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