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2) 内航船舶量

全国の内航船腹量は、平成10年3月末現在で8,216隻、403万総トンである。平成10年5月の内航海運暫定措置事業の開始により、船舶の解撤が急増し、平成11年末までに約80万総トンが減少すると見込まれているが、ここでは船種・船型別の割合を見るため平成10年3月末のデータとする。船種別の隻数では貨物船が全隻数の59%ともっとも多く、次いで油送船19%となっている(図2-15.)。

総トン数においても貨物船が41%ともっとも多い。1隻当たりの平均総トン数は自動車専用船がもっとも大きく3,769トンとなっており、隻数がもっとも多い貨物船の平均総トン数は343トンともっとも小さい。1隻当たりの平均総トン数は、昭和63年の381トンから平成10年の490トンへと大型化が進んでいる。

 

図2-15. 船種別隻数割合(平成10年3月末現在・全国)

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025-2.gif

( )は構成比:%

<1隻当たり平均総トン数>

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