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b) 物流事業者

○開通直後の変化

〜輸送時間の短縮化の進展〜

明石海峡大橋の開通後、輸送形態に与えた影響では、荷主と同様に「輸送時間の短縮化の進展」が69.3%と最も多く指摘されている。

〜輸送頻度が増加〜

次いで、「輸送頻度の増加」が32.0%と多く指摘されている。

〜トラックは大型化〜

明石海峡大橋の開通の影響として、「トラックの大型化の進展」(24.0%)は、「トラックの小型化の進展」(5.3%)を上回っており、概ね大型化の傾向が見られる。

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〜本州側で大きい輸送時間の短縮化、輸送頻度の増加〜

「輸送時間の短縮化の進展」は本州側(65.7%)、四国・淡路側(56.2%)で最も大きな影響として受け止められているが、その傾向は本州側の方が強い。

また、「輸送頻度の増加」についても本州側(30.7%)、四国・淡路側(25.3%)と本州側の企業で多く回答されている。

〜輸送ロットの減少、トラックの大型化は四国・淡路側で強い〜

一方、「輸送ロットの減少」、「トラックの大型化の進展」は本州側(9.6%、17.5%)よりも四国・淡路側(19.1%、26.4%)で大きな影響として受け止められている。

 

 

 

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