日本財団 図書館


(2) 本州―淡路島・四国間の航路再編

明石海峡大橋の開通は、本四間の海上輸送ネットワークの再編を招いた。

フェリーに関しては、阪神―徳島間が開通前は8往復/日であったものが、すべて廃止されたことに加え、阪神─淡路間でも133往復/日から36往復/日にまで減少している。

その他、阪神─高松間でもフェリー事業者数は4社から1社にまで減少していることをはじめ、阪神─高知、阪神─愛媛などの航路でも規模縮小の影響がでている。

 

明石海峡大橋開通によるフェリー航路の廃止・規模縮小一覧表

011-1.gif

注)明岩海峡フェリーは明石フェリーに事業譲渡(10/7/1)

室戸汽船航路(足摺〜大阪)は高知シーラインが運航(10/4/5) 1隻1往復/日

網掛けは事業譲渡及び廃止航路

(出典)運輸省

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION