3. フェリー航路の利用状況
(1) 本州―淡路島・四国間のフェリー利用の変化
昭和62年度から平成10年度までの本州―淡路島・四国間の航路利用(地域別)の変化をみると、平成10年度では各航路とも明石海峡大橋開通の影響が大きく、軒並み減少傾向である。
特に明石海峡大橋開通の影響が大きい航路は、淡路―阪神間、徳島―阪神間、香川―阪神間である。高松―宇野間、西讃―中国間、愛媛―阪神間、高知―阪神間は比較的影響は小さい。
昭和62年度の瀬戸大橋開通時には、フェリー航路への影響が、西讃―中国間、高松―宇野間の各航路において強く現れたが、平成10年度の明石海峡大橋の影響は、瀬戸大橋のものと比較しても大きい。