また、明石海峡大橋開通後の本州―淡路島・四国間における自動車交通量やフェリー利用量等についても把握した。
○明石海峡大橋の関連基盤整備・関連施策
明石海峡大橋の開通に関連した周辺自治体及び関係機関の取組について、文献調査や地方自治体へのアンケート調査を行い、整理・把握した。
○既存文献調査の整理
明石海峡大橋の影響に関連する既存調査を収集するとともに、明石海峡大橋の影響を把握するための参考資料として、瀬戸大橋の影響に関する文献を収集した。
○明石海峡大橋の影響に関するアンケート調査、ヒアリング調査
明石海峡大橋開通後の旅客面の利用実態を把握するため、高速バス及び旅客船・フェリーの乗客及び淡路SAの利用者に対してアンケート調査を行うとともに、これら交通機関の事業者、旅行代理店、地方自治体等に対してもアンケート調査及びヒアリング調査を行った。
○とりまとめ
以上の調査結果を踏まえ、「明石海峡大橋の概況」、「アンケート調査にみる各交通機関の利用実態」、「明石海峡大橋開通による各方面への影響」に再整理してとりまとめるとともに、「まとめ」として、明石海峡大橋開通による交通体系の変化を整理した。また、明石海峡大橋開通後の旅客・観光面における将来展望をとりまとめるとともに、その将来展望を踏まえて、今後、行政や関係機関が取り組むべき課題をとりまとめた。
4. 調査の体制
調査研究の方向付けを的確に行うため、行政機関・地方自治体・関係業界団体等で構成する委員会を設置して調査研究を行う。委員会は「旅客・観光委員会」及び「貨物委員会」に区分し、委員会の下には小委員会を置き、委員会運営の円滑化を図る。