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うみのバイブル2000(上)通巻第6巻

 事業名 公海の自由航行に関する普及啓蒙
 団体名 国際経済政策調査会 注目度注目度5


21:東シナ海への進出:石油掘削機の写真

 

[東シナ海の地図] 実は中国の東シナ海での活動というのは、石油の開発という点ではもっと早くから行なわれていたわけです。これは中国が1980年代、?ケ小平の改革開放が始まった頃に、この黒い地域でボーリングをやるということです。黒く書いてあるのは日中中間線と言われているもので、その向こう側でやっているということですが、1980年代を通して行なわれるわけです。

[石油掘削機の写真] その掘削のリムが、勘探3号と言われているものですが、中国側は国産だと称しています。これは1992年の秋に産経が協力してくれて、飛行機で撮りに行きました。このリムは、一応中国の国産という触れ込みです。この写真を海洋調査の専門家などに見てもらったんですが、これは1980年に出てきたのだから、1970年代の後半頃からつくっていたということになる。すると、それだけの技術が中国にあったのかな、というようなことを言っておられましたが、一応触れ込みは国産ということです。この掘削リムを中心として、ほぼ20ヶ所ぐらいで、10年の間ずっとやっている。

 

22:一週間で組み立てた5号油井の写真

 

[油井の写真] そしてかなり油が出るらしいということになってきたのが、このヘイコ(?)です。ここには5号井戸というのがあって、これは5号井戸をやっているところを撮ったもので、ここは出ます。そして、すでに上海に持っていっております。那覇の海上自衛隊の人は、上から見ているとあまり出そうもないよ、という話だったのですが、私が中国側の動きを見ているとこれは出るから、これは持っていきますよ、という話をしていましたが、実際に一昨年(1998年)の五月に産経新聞の一面トップでカラー写真で載せたものですが、ボーリングのリムではなく石油を採掘する本格的なプラットホームができているわけです。これは大きさとしてはふつうの大きさだということが専門家の意見で、特別大きなものでも、小さなちゃちなものでもないということです。これは実際に一週間でここで組み立てているということです。

私はその時に、中国側の動きを見ているともうできるということはわかっていますから、つまり大陸側から海底パイプを敷いてきている。一昨年の二月か三月にはできると中国側は言っていた。そこで私はP3C(海上自衛隊の対潜哨戒機)を監督しているところに向かって、もうパイプが敷かれてくるはずだから、ちょっと気をつけてよ、と言っていたのですが、そんな気配は全然ないよということだったんですが、突如これが現れてきて、一週間で組み立ててしまったということです。そして一昨年の暮れにはすでに上海に油とガスの二本のパイプを敷いているというところまで進んでいるわけです。

これは韓国の現代が請け負ってつくったということで、中国の国産ではありませんが、開放政策をフルに使ってそういうことをやってのけたわけです。たくさんの作業船がやってきて、本当にあっという間につくってしまった。

 

 

 

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