4. 主な資源
1) 自然
・春嵐渓
もみじで知られる香嵐渓は、四季折々の表情がある。春のカタクリ、桜、夏になるともみじの緑が香嵐渓を覆う。巴川の清流では川遊びや鮎づりが楽しめる。夏が終わると文字どおり豪華絢欄な春嵐渓の姿に衣更えする。
この香嵐渓のもみじは香積寺11世の三栄和尚が寛永11(1634)年に植えたのがはじまりといわれている。三栄和尚は美しい自然をより美しくと願いを込めて、巴川沿いの参道から香積寺境内にかけて、楓・杉などを一本、一本植えていった。
飯守山中にあるもみじは、大正の終わりから昭和はじめにかけて、森林公園をつくるために青年団・婦人会などの奉仕によって植えられたものである。
・飯盛山
標高245m。名前の通り飯を盛ったような優美な姿を形容し、古代には信仰の山として、中世には足助族の居城となった。紅葉の見頃は11月、この期間、夜間にはライトアップがされる。また野草の宝庫としても知られ、群生するカタクリの花、ニリンソウ、シャガなど有名である。
・風天洞
・神越渓谷
・こでもしの滝
・不動滝
・室口(シクラメンの温室)
・春嵐渓グリーンファーム(栗、
・いこいの村愛知(伊勢神高原に建つ総合的余暇活用施設) 等
2) 町並み
足助の町並みを形成している町家は江戸時代後半の文化・文政期に建築された家が多い。白壁の塗り込め造りが目立ち、裏には土蔵が数棟連なっているので、重厚さを感じさせる。
○西町界隈
・造り酒屋を営んでいた山与の蔵
・旅篭の面影を残す玉田屋旅館、現在も営業中
・大正時代に警察署として建てられた足助町商工会 等
○新町界隈
・馬頭観音
・善光寺
・マンリン書店のあるマンリン小路 等
○本町界隈
・町並みの雰囲気に合わせて造られている郵便局
・地蔵公園 等