日帰りでもいいと思うのです。そういうプロモーションを今からしていけたらと、あと10年ぐらい阿南まで高速道路はかかるかもわかりませんけれども、そう思います。
一つ、僕が思うのは、これは徳島県全体に言えるのですけれども、食事です。徳島はそこそこ、何を食ってもうまいのです。阿波牛もうまいですし、魚介類はもちろんですし、鳴門の鯛は有名です。ただ全国的に高知だったら「皿鉢料理」です、徳島だったら何かといえばないのです。徳島は何か、南の方で是非そんな手を挙げていただけたらと思うのです。
○参加者(NTT西日本)
今、全国の各自治体さんがホームページを開設する主要目的の半分以上が観光をアピールするものというふうにしてホームページを開設されているところがほとんどです。
○橋本
旅行業界でもいろいろな取り組みをしているのですけれども、情報発信の中では中国語サイトをつくったらいいと思います。中国も12億人もおるところですから、日本に来ていただくための呼び水で中国語、華人マーケットを含めた中国本土そのもの、これは絶対に必要だと思います。
○参加者(徳島県庁)
グリーンツーリズムを担当している者ですが、発祥はヨーロッパのほうで、お金をあまり使わずに安い農村民宿等でゆっくり過ごそうというのが趣旨のようなんです。近年、日本でもこれが普及し始めておりまして、徳島県で特に山村部のほうで、こういったグリーンツーリズムが業として成り立つのかどうか、ぜひプロの観光の目から一言ご指南いただきたいと思います。
○橋本
トレンドとしては自然回帰だとか、体験型の旅行だとか、そういうカテゴリーの中で、十分取り組みが可能ですし、JTBと言わず大手旅行業者の中で契約の中でできてくると思うのです。ただ、旅行業として取り扱いをする場合には、単に泊まれて食べれてということではなくて、補償的なことが出てくるのです。この頃お客様の権利意識はものすごく強いですから、衛生面のことだとか、そのあたりのところをどこまでクリアできるかということだと思うのです。
○参加者
お客様のおいでになる選び方というのは先ほどからいろいろ出ておりますけれども、時間距離ということが非常に大きな要素であるということと、それから魅力性というものを考えた時に、昔からある観光地だけであぐらをかいてよいのだろうかと思います。そのプラスアルファの新しい魅力、広い角度でお呼びできるような目的を考えることが非常に大事かと思います。
それで、外国の方には特にこれが日本だとわかる、そしてほっとするというふうな設備と心のもてなしと食事というのをまだまだ私のほうもやらなければいけないと、勉強いたしております。
○橋本
ありがとうございました。
時間ももう迫りまして、まとめ的な部分は、皆様の今のお話を聞かせていただいた内容を参考にしてさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。