昼食後の午後の研修は、2会場で立合個人指導を行った。段別、年代別に分け審査と同じ形式で、1組終わるごとに講師が個々に適切なアドバイスを与えたが、研修生も講師の貴重なアドバイスを聞き漏らさないよう、真剣そのものであった。立会の後、地稽古に入り先ず研修生同士の回り稽古を行い、最後に講師の先が元立ちとなり指導稽古を行って2日目の研修を修了した。
この日の夕食は、先生方を囲んで懇親会を兼ねて行なったが、少年剣道の人口減少の問題、2日間の反省等を話したり、又、講師に質問をしたりと、剣道談義に花が咲いた。
3日目、6時30分から早朝自由稽古を行ったが、殆どの研修生が参加し汗を流した。朝食後は最後の研習を行った。前日同様、まず2グループに分け立合個人指導。研習生も最後の立会とあって、一段と気迫がこもった内容で、審査の雰囲気そのものであった。最後に研修生同士の回り稽古を行い、講師が注意すべき点、心掛ける点など適切なアドバイスを与えた。
終了式では講師を代表して倉澤講師が「努めて時間を作り、稽古に励んでください」と激励の講評で全てを修了した。
参加人数 45名
講師
倉澤照彦 範士九段
千葉 仁 教士八段
野澤治雄 範士八段
本部講師
永松 陟 範士八段
特別講師
遠藤正明 教士八段
伊藤知治 教士八段
