この後、2会場で審査と同じ形式で立合個人指導を行った。段別、年代別に本番さながらの真剣な立合の後、1組ごとに講師が個々に適切なアドバイスを与えたが、研修生にとり直接のアドバイスは今後の自己の剣道の大きな糧となったものと感じた。最後に講師の先生方が元立ちで指導稽古を行い2日目を修了した。
この日の夕食では、先生方を囲んで懇親会を兼ねて行なったが、少年剣道の人口減少の問題、2日間の反省等を話したり、又講師の先生方に質問をしたりと、和気藹々の中で剣道談議に花が咲いた。
26日、6時30分から早朝自由稽古となっていたが、前目の疲れも見せず殆どの研修生が参加し汗を流した。朝食後最後の研修は前日同様、まず2グループに分けての立合個人指導を行い、研修生も一段と気迫がこもった内容で、この後に控え審査会に向け真剣そのものあった。最後に研修生同志で稽古を行い、講師の先生方が今後注意すべき点、心掛ける点など適切なアドバイスを与え全ての研修を修了した。
この研修会に参加の希望者は年々増加する一方で、参加人員の調整に苦労しているが、今後も参加者に満足して頂ける充実した内容にするべく努力したい。
参加人数 62名
講師
川崎道男 範士八段
渡邊哲也 教士八段
古田 担 範士八段
本部講師
永松 陟 範士八段
特別講師
益田信吾 教士八段
伊藤知治 教士八段
住野光雄 教士八段