(3)避難すること
「知らせること」や「消すこと」にばかり気をとられていると、火が大きくなって逃げおくれることがあります。火が天井に燃え移りそうなときや煙がたちこめそうになる前には、すばやく避難しましょう。
ア 避難のしかた
○大きな荷物をもたない。
○服そうにこだわらない。
○一度外に出たら、絶対にもどらない。
○煙は、下の方ほどうすいから、床にはうような方法で逃げる。
○煙を吸わないようにぬらした手ぬぐいなどで口やはなをおおい、かべなどに手をあてて出口を間違えないようにして逃げる。
○前の人を押したり、ポケットに手を入れながら走ったり、また、おしゃべりをしてはいけない。
○一人で自分勝手なことはしない。
○家の外では風上に逃げる。とくに煙につつまれたときは早く風横に逃げるとよい。
○外に出たら家族で家の中にのこっている者がいないかたしかめあう。もしも、家の中にのこっていることがわかったら、早く消防隊に知らせる。