○アテンション・コールとして認識されたとしても、当該信号の意味を知らなければ津波を回避する行動は望みにくい(打上地点付近で見学、項目5に回答)
○海洋レジャーを楽しむ人達や漁業者、港湾作業者等に異状を感じさせるためには、それらの人達の周辺の騒音より大きな信号音でなければならない(打上地点付近と1.1?地点で見学、項目3に回答)
重複回答として次の組合わせがあった。
○項目1と2に回答
○項目2と3に回答
○項目1・2・3に回答(2)
「極めて有効である」との回答は10%強、6人と少なかったが、「アテンションコールとして有効」「他に手段がない現状では有効」との回答が50%であった。
「有効とは思えない」とする回答も11人、20%強であったが、津波警報として事前に理解されておれば大変有効との意見もあった。また、「その他」の項目のみの回答は、音の連発が欲しい等行事の花火との明確な差別化を望む回答、市民、特に地域外の市民への周知・徹底を指摘し、これらが解決されれば有効と考えている回答であった。津波警報発令から直ちに(10分以内)打上げられることが重要との意見もあった。
これらの回答を総合的にみれば、津波警報としての有効性が認められたと考えられ、今後は地域住民だけでなく全国規模での周知・広報活動が極めて重要である。
問7)この新しい津波警報伝達システム及び本日の実験について、ご意見、ご要望やご感想があれば記入ください
日南市、釧路市両市の公開実験参加者から、様々な観点にたって多くの意見、要望、感想が寄せられた。これらの回答は重複する部分もあるが、大略次の3項目に分類、整理し、その概要を述べる。個々の回答は資料-3の2に記述した。
1]発音・発煙に関する事項
2]周知及びシステム全般に関する事項
3]取扱、価格等に関する事項