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6. 議事概要

配布資料の確認後、作業部会長の運営により、議事が進められた。

(1) 第1回作業部会議事概要(案)

事務局が、「第1回作業部会議事概要(案)」を読み上げ、承認された。

(2) 海上交通センターの整備計画について

事務局が、資料IMS(99)-2-1「伊勢湾海上交通センター(仮称)の整備計画について」を説明し、下記の質疑応答があった。

(Q)資料p.12]の「対面交通方式」は「分離通航方式」ではないのか。

(A)海保は、海上衝突予防法に基づき長官告示するものを分離通航方式といっており、我国沿岸では分離通航方式は一ヶ所も設定していないという認識である。浦賀水道航路等の方式を一方通航ではないという趣旨で対面交通方式とし、区別している。

誤解を避けるため、括弧書きで補足説明することとする。

(3) 情報提供業務について

事務局が、資料IMS(99)-2-2「情報提供業務について」を説明し、下記の質疑応答があった。

(Q)中部国際空港の工事に関する情報は、どういった方法で提供するのか。

また、関西新空港についての実績はないのか。

(A)関空の場合、航行安全センターを設けて工事作業船等の運航を始めとした情報管理を行っていたと承知しているが、一般船舶に対し、具体的に、どの様な形で情報を提供していたのかは把握していない。中部国際空港に関しても、必要であれば同じ様なレベルの情報の管理がなされると思うが、具体的には聞いていない。

(A)中部国際空港の場合、一般的な水路通報等という形で海上保安庁から情報の提供が行われると思うが、海上交通センターの業務として情報の提供が行われるというところまではいかないと思われる。

(Q)土砂運搬船等の航行に関しては、きめ細かな情報の提供をお願いしたい。また、漁船情報は当海域では2隻曳き漁船に関する情報を、備讃マーチスと同様に行ってもらいたい。

(A)工事が始まれば、このシステムにおいて何らかの形で情報提供できると思われるが、今の時点では、通常の一般的な方法で工事の状況等の情報提供が行われるであろうとしか云えない。

(参考)運用開始は伊勢湾マーチスが平成15年、中部国際空港が平成17年の予定である。

(A)東京湾横断道路建設当時の東京マーチスの対応を調査すればよいと考える。

(参考)東京湾横断道路建設当時の東京マーチスの対応は、工事の場所、工事の期間等の一般的な事項については、定時放送等により情報提供を行っていた。

 

 

 

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