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(まとめ)この対象船舶(案)に基づいて管制業務のあり方を検討し、その全体像、メリット・デメリットを整理したうえで、改めて対象船舶を含めて議論することで了承された。

 

(4) その他

(Q)参考情報として、AIS(自動船舶識別システム)の現状等を説明いただきたい。

(A)海上保安庁(灯台部電波標識課)が次回報告する。

(Q)伊良湖水道において6月29日発生した海難事故について説明いただきたい。

(A)四管警備救難部航行安全課より当該事故について下記の説明があった。

発生日時:6月29日16:55頃

場所:伊良湖水道南口

概要:第八東星丸(497トン、全長76.15m)と自動車運搬船日清(6,429トン、全長138.00m)が衝突し、第八東星丸が沈没。第八東星丸の乗組員5人のうち1人を救助したが、4人は行方不明。日清の乗組員は全員無事。

第八東星丸は名古屋から大阪向け、日清は名古屋から鹿児島向け航行中で、当時、海上は時化ていた。

第八東星丸の右舷中央部に日清の船首部分が衝突、第八東星丸が横倒しになり沈没したとみられる。音波探査によると航路内南口(西側に近い所)、水深66.5mのところに船影らしきものが確認されている。

衝突に至った経緯、衝突の原因については調査中である。

 

8. その他

第2回作業部会の開催予定を9月6日(月)午後とした。

 

以上

 

 

 

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