・(Q)航路内の操業漁船は一本釣りが多く、約60隻とあるが、この60という数は航行船舶にかなり影響を与える数か。
・(A)状況にもよるが、かなり多い数だと思う。
・(Q)航路管制船の時刻別の傾向はどうか、データはないのか。
・(A)北航のピークは朝、南航のピークは夕方という傾向がある。データとしては原簿という形で残っている。その他の特徴としては、土日は少なく7〜8隻、平日は30〜35隻と多い。コンテナ船は朝入湾、夕方出湾のパターンで運航している。
・(Q)通航漁船の時刻別の傾向はどうか。
・(A)通航漁船のピークは午前3時から5時頃である。伊良湖岬寄りを通航するので大型船への影響は少ない。2隻曳きのときはかなり広がって航行している。
・時刻別の通航漁船隻数が判るようにデータを整理してほしい。
・操業時間、通航時間、通航ルート等について、漁協に対するヒアリング調査を予定している。
・他の航路の管制船舶隻数を整理してほしい。
・表4.5〜表4.9の「曳航航船」は「曳押航船」に修正する。
<海難実態について>
・(Q)海難の概要で全長が50〜70mというのはどういう意味か。
・(A)統計上の分類である。
・(Q)海難データについて衝突時の船の向きは判らないのか。
・(A)船の向きは判らないが、仕向港から推測できるので、仕向港を追加する。
・(Q)例えば漁船に関する海難が多いなど、この海域の海難の特徴はないか。
・(A)漁船に関する海難が多いなどの特徴はないと思う。ただし、直接的に漁船が関係する海難が少なくても、漁船が間接的に海難に影響していることがあると思う。
・発生地点図と海難概要を対応できるように番号をつけて、衝突についてはどの船の衝突かが判るようにしてほしい。
<その他>
・(Q)パイロットが乗船する船舶の隻数はどれくらいか。
・(A)ハーバーパイロットを含めて月1,200〜1,300隻である。
・パイロット乗下船場所を示してほしい。
(6) 第2回作業部会の開催予定を10月7日(水)午後とした。
(7) 作業部会開催に先立ち、7月28日(火)13:00〜16:30、作業部会関係者により現地調査を行った。現地調査は鳥羽海上保安部の巡視艇を使用し、伊良湖水道付近の視察および航路管制信号所の見学を行った。
以上