・無線放送(1665KHz)は、6マイル離れたら受信できないため、改善してほしい。
■その他(21人)
・テレホンサービスをよく利用するが、時々、入航時間、船名が聞き取れない場合がある。もっとゆっくり、はっきりとよくわかるよう録音していただきたい。
・VHFにて航路管制官に問い合わせた方が確実である。
なお、寄せられた意見を職種ごとに分類したものを表5-8-7に示す。
回答人数:132名
5.8.3 伊良湖水道における航行管制についての意見
現在の伊良湖水道の航行管制に関しては「航路入航/待機時間の見直し」、「管制対象船型の見直し」、「弾力的な運用」「漁船への対応」「通航方式」等に関する意見が寄せられた。
また、現状で特に問題ないとする意見も寄せられている。(10人)
それぞれの意見について数例を以下に示す。
(巻末資料3「5.8.3 現在の伊良湖水道における航行管制についての意見」参照)
■航路入航/待機時間の見直しに関する意見(50人)
・巨大船の入航間隔が同航15分、反航45分と定められているが、時間がとれない場合、同航10分、反航35分と時間をつめても問題ないと思う。
・北航・南航の最小入航予定時間間隔を、満載の巨大タンカー・巨大撤積船のような運動性能の劣る船と、巨大コンテナ船等運動性能が良い船舶とを一律45分間隔としているが、一考の余地がある。巨大船でも運動性能が良い船舶は、航路内・航路出入口付近の操業漁船を整理すれば一方通航も必要なくなるのではないか。
・巨大船の予定時間変更が多すぎて、その対応に苦慮している。
・巨大船の入航を優先しており、巨大船の入航が続くときは待機せざるを得ない。2隻以上続くと長時間待たされる。続けて入航する場合は2隻程度とし、調整した方が混雑を避けられると考える。