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また、「大型船、特に水先人が乗船している船舶とは危険な状況となることは、ほとんどないが、外国船、小型船の中には無謀な航行をしているものがあり、危険な状況が発生することがある。」との意見があった。

大型船を危険と感じる距離は「500m〜800m」という意見であった。

伊良湖水道航路内または至近で操業中、通航する巨大船を避航する場合に必要な時間は、船曳き網や刺網の場合は漁具の収納を考慮して約1時間は必要であり、釣りの場合は錨釣りであっても約10分で避航できるとのことであった。

(5) 伊良湖水道周辺の問題点について

下記のような意見があった。

・中山水道浚渫工事が終了した後、中山水道を航行する大型船の通航量が増え、大型船と漁船との危険な状況の発生が危惧される。

・一般船舶が漁法をよく分かっていない。

・マナーの悪いプレジャーボートが増えている。

・大型船の通航が優先されている。

・外国船に無法船が多い。

・大型船の中に高速で航行しているものがある。

 

 

 

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