なお、液化ガスタンカーにはLPG船とLNG船があるが、参考までにその内訳を航海数/船舶数に分けて表2.2-30及び図2.2-28、図2.2-29に示す。
これをみると、LNGプロジェクトの専用船としてプロジェクトの最適船型として建造されるのが一般的なLNG船は、すべて10,000GT以上の比較的船型の大きなものである。さらに1隻あたりの航海数も、LNG船がかなり多くなっており、外国を仕向港または仕出港とする航海数のうち、その約4分の3が日本から近い東南アジア諸国にあるためと考えられる。(添付資料15.4〜15.6参照)