(3) 乗揚げ
平成11年には、乗揚げが6件(1件増)発生した。船種別では、純旅客船5件(1件増)、カーフェリー1件(増減なし)で、このうち超高速船・高速船によるものは1件(3件減)であった。また、乗揚げによる負傷者は31名であった。
原因別では、操船不適切が3件、船位不確認、水路調査不十分及び気象・海象に対する操船不適切が各1件あった。
(4) 機関故障
平成11年には、機関故障が15件(8件増)発生した。船種別では、純旅客船8件(4件増)、カーフェリー7件(4件増)で、このうち超高速船・高速船によるものは7件(3件増)であった。また、機関故障による負傷者はなかった。
(5) 火災
平成11年には、火災が2件(2件増)発生した。船種別では、純旅客船2件(2件増)、カーフェリー0件(増減なし)で、このうち超高速船・高速船によるものは1件(1件増)であった。また、火災による負傷者はなかった。
原因としては、それぞれ潤滑油パイプの破損及び噴射ポンプの破損により、潤滑油が主機の熱で発火したことによるものであった。
(6) その他
平成11年には、その他が11件(7件増)で、このうち超高速船・高速船によるものは4件(1件増)であった。また、これらの事故による負傷者は5名であった。
原因別としては、気象・海象に対する操船不適切が5件、スクリューへのロープ等の巻き付きが2件、ストーム弁の取付不良、海水弁への異物の噛み込み、移動物固縛不適切及び自過失が各1件であった。
2 車両事故の発生状況
平成11年には、車両事故が1件(2件減)発生した。車両甲板にて作業していた乗組員が乗組員の誘導なしに後進してきた車両と車両用架台に挟まれて負傷した事故である。
車両事故に伴う負傷者は1名(2名減)であった。
3 その他の事故の発生状況(資料3参照)
平成11年には、その他の事故が10件(3件増)発生した。その内訳は、人身事故9件、火災1件である。これに伴う負傷者は12名(6名増)であった。
4 人身事故の発生状況(資料4参照)
平成11年に発生した人身事故23件82名(4件増、10名増)の内訳は、船舶海難によるものが13件69名(3件増、6名増)、車両事故によるものが1件1名(2件減、2名減)、その他の事故によるもの9件12名(3件増、6名増)であった。
平成11年の人身事故1件当たりの死傷者数は4名で、10年と同じであった。
平成11年の死亡事故は1件1名(1件増、1名増)であった。