6. 試験・検査
6.1 一般検査
(1) 外観、構造、寸法検査
(2) 配線検査
(3) 絶縁検査(但し、電子部品、半導体部品を除く)
(4) 電気的性能検査
6.2 機能・性能試験
3項の機能及び4項の性能を確認するための試験を行う。
(1) 車両位置検出機能の試験
実車両によりGPSによる車両位置検出機能の試験(受信感度や位置検出精度の確認)を行う。
(2) 地上〜車上間情報伝送機能の試験
無線による地上〜車上間の情報伝送機能の試験を行う。
(3) センタ処理装置の機能の試験
センタ処理装置の機能(車両位置の把握及び高速進行信号の判定等)の試験を行う。
(4) システム総合機能の評価
模擬車両を用いてシステム全体の評価を行う。
(5) システムの異常時対応の試験
システムの異常時(GPSが受信不能の時や各機器が故障した時等)にフェールセーフ性が保たれていることを確認する。
7. 表示
本システムの主要機器には、日本鉄道電気技術協会の表題と、本仕様書による名称、製造番号、製造年月、製造者を明記した銘板を付すること。
8. 提出資料
システムの製作、試験に関しては、次の書類及び図面を提出すること。
(1) 試作工程表 2部
(2) 承認申請図 2部
(3) 完成図 2部
(4) 試験成績表 2部
(5) 試作・試験結果報告書 2部
(6) 記録・写真集 2部
9. その他
本仕様書で特に規定していない事項は、その都度協議する。