3.4.3 車上〜地上間の情報伝送
車上〜地上間の情報伝送は、特定小電力無線を用いる。
車載装置から地上基地局装置へは、車両番号、出発、高速要求、停車確認及びGPS異常を伝送する。また、地上基地局装置から車載装置へは、車両番号、基地局番号、出発抑止信号、高速進行信号、高速走行可能距離、停車確認済を伝送する。
3.4.4 地上基地局装置の機能
地上基地局装置は、以下の機能を持つ。
1]基地局番号を設定し、表示する。
2]車載装置と無線により情報伝送を行う。
3]センタ処理装置と有線により情報伝送を行う。
4]優先許可要求模擬出力として、優先許可要求出力中であることを表示する。
5]車載装置の機能試験を行うときにセンタ処理装置からの入力を模擬的に発生させる。
6]センタ処理装置の機能試験を行うときに車載装置からの入力を模擬的に発生させる。
7]伝送データを保存する。
地上基地局装置の機能一覧を表3.4-2に、表示画面を図3.4-2に示す。