(11) オイルフェンスの保管上の注意事項
オイルフェンスを常に使用可能な状態に維持するとともに、流出事故が発生した場合に、迅速にオイルフェンスの搬出及び展張ができるように、保管について次の諸点に注意しなければならない。
1) オイルフェンスの布地が摩擦その他の理由での破損や、経年変化による劣化及び接続具の腐食や損傷状況を定期的に点検して、必要ならば修理や交換を行い良い状態に保管しておかねばならない。
2) オイルフェンスの保管場所は通常展張に使用する岸壁や桟橋の近くとし、その場所は他の場所への輸送のための車両が容易に通行できるものでなければならない。