―安全で快適なまち作りを目指して―
当消防本部が管轄する桐生市外六か町村広域市町村圏振興整備組合の圏域は、群馬県の東部に位置し、桐生市を中心とした一市三町三村で構成され、面積は五〇三・七七平方キロメートル、人口約二一万人を抱えております。
総面積の約七三%が山林で占められ、地形は北部には豊かな森林が広がり水源、観光、リクリエーションの資源となっており、南部には平坦地が多く、人口及び都市機能が集積しています。
古くから西陣と並ぶ織物の産地として栄えた桐生市を中心に豊かな自然環境に恵まれた当広域圏は、産業と豊かな自然との調和を目指し、ハイテクと文化の快適部市の創造、快適な住環境と生産環境の創造、水と緑とリクリエーションの里の創造の三つのテーマを将来像に掲げてその実現を目指しています。
消防体制については、昭和五一年に桐生市が三町三村の消防事務を受託して広域消防体制を敷いてきましたが、平成一〇年度から消防事務を組合で共同処理することとなったため、これまでの事務委託を解消し、組合消防に移行、一消防本部、一署、六分署、職員数、二二〇人の体制で、住民の安全で快適な生活環境を確保するため、職員一丸となってその任務に当たっております。
桐生市外六か町村広域市町村圏振興整備組合
桐生広域消防本部 消防長 市村貞雄