運営委員会財務委員長として明石俊雄
長野犯罪被害者支援センターが設立され活動が開始されました。全国的に見ても早い方であり、これは関係各位の努力の結果であることは言うまでもなく、素直に喜びたいと思います。
当センターはあくまでも民間ボランティア団体であり、当初の運営費は日本財団に依存するが、以後は自立しなければならなりません。
存続するために、一人でも多くの方々のご理解とご支援(賛助会員)をお願いしたいと思います。
より多くの方々が賛助会員になっていただくことが、また、犯罪被害等で苦しんでいる皆様への大きな支援になります。
電話相談員(ボランティア)を募集します!!
運営委員 角田恵子
電話相談は支援センターの活動の要です。
犯罪被害者支援の趣旨に賛同して電話相談に携わってくださる方を募集します。
応募された方々には、犯罪被害に遭われた人たちが置かれている状況やその支援策、更にカウンセリングや法律に関する基礎知識を15回の研修会で学んでいただきます。
そして、被害に遭われた人たち心情に寄り添いながらその立ち直りへの道を模索していくような電話相談員となって活躍していただくことを期待します。
●募集要項
・募集期間:H11年11月27日〜平成12年1月10日まで
・研修期間:H12年2月〜H13年3月
・研修会場:長野市内
・受講料:10,000円
・応募資格:20歳以上65歳までの男女
●資料請求方法 郵便又はFAXにて
・資料請求先
〒380-0906
長野メルパルク郵便局止め
長野犯罪被害者支援センター 筒井健雄
事務局TEL・FAX026-223-7848
初電話相談の日の独り言
リャーンと電話のベルが鳴る。緊張する。深呼吸を一つして出る。ストーカーによる不安の訴えだった。お話に引き込まれてほろっとししてしまいました。最後には思わずこちらがお礼を言ってしまったな。警察・法律・電話通信関係等々、知識のなさを申し訳なく思うばかりです。
それにしてもこんないい歳になって、これ程緊張するとは思いませんでした。
この初々しい(?)気持ちを忘れまいぞ。!!(電話相談員・K)
第4回犯罪被害者支援フォーラム開かれる
10月14日〜16日の3日間東京で全国被害者支援ネットワーク等の主催による「研修会」と「第4回犯罪被害者支援フォーラム」が開催されました。
15日は午前8時から全国被害者支援ネットワークに参加の各支援センターの理事と役員による「理事会」が開かれ規約の一部改正と役員の一部改選が承認可決されました。
10時から『第4回フォーラム』が開かれMADDのレジーナ・ソビエスキ氏の基調講演に引き続きシンポジウムI「交通事故被害者の支援をめぐって」について討論されました。
午後からは、NOVAのマリー・ヤング氏の特別講演「犯罪被害者の権利確立への道」に続いてシンポジウムII「被害者支援機関の連携」についてと題する意見発表がありました。
各シンポジウムとも被害者や遺族・司法・医療現場に携わる人々の生の声を沢山聴くことができました。
「他県の情報」トレーナー会議から
犯罪被害の発生状況から24時間のサポート体制の確立が望ましいのですが、現状では各県に、1センターの設立が急がれていますが、現状では、その実現が容易ではないと思われます。新しいセンターの設立準備が福岡県他で具体化してきています。
また、各センターとも電話相談員の募集や養成には苦心している様子がうかがえます。
一方トレーナーの養成と相談マニュアルの作成を進めています。(事務局 玉木一成)