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・3/7 『犯罪被害者支援セミナー』4回目。午前は阪南中央病院の加藤治子先生に「産婦人科医として犯罪被害者に接して」というテーマで講演をお願いした。医療現場で加藤先生のような人が多くなれば性犯罪被害者の二次被害を防止できることを痛感した。

午後は昨年の初秋に常盤大学で開催された「世界被害者学会主催第1回アジア地域大学院大学〜被害者学と被害者援助論〜セミナー」に参加した関西カウンセリングセンターの磯崎清さんと平川完さんの報告があった。今回でセミナーはお終いなので三木が「総括と今後の活動」を話し、大阪府警と連携して性犯罪被害者に直後のカウンセリングをする計画があるので、協力をお願いした。

・4/17 東京医科歯科大学で犯罪被害者支援ネットワークの「トレーナーのための研修委員会」に出席。

・4/26 大学院のゼミ(月曜3限)は今年も犯罪被害者関係の文献を読むことにし、今日はレイプ被害者に関するVTRを観た。(以後、省略。)

・5/15 京都の平安会館で全国被害者支援ネットワークの理事会が開かれ、「犯罪被害者の権利宣言」が承認された。その後、京都犯罪被害者支援センター設立一周年記念特別講演会に出席。

・6/26 日本被害者学会設立十周年記念シンポジウム(同志社大学新島記念館)に出席。法学・社会学・精神医学・心理学の専門家や司法関係者が多数参加。犯罪被害者の追跡調査などが報告されて、興味深かった。

・7/1 鳥取県警で「被害者の心理と援助」の講演。

・7/4 性犯罪被害者への危機介入に関する研究会(関西カウンセリングセンター)に出席。警察と連携したカウンセラーによる適切な危機介入が、被害者の援助に有効なことを実感。

・7/6 佐賀県主催の被害者支援講演会で講演。川久保セツ子さんたち二人の被害者も体験を語られた。被害者の置かれている悲惨な立場を再度実感した。夕方から、精神保健センターの藤林先生などによる被害者相談室準備会の研修会にも招かれて講演。遅い時間からの懇談会も盛り上がり、ぜひとも地域の人たちの協力を得て相談室をと期待。

 

 

 

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