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1. 非常に発症率の少ない1型糖尿病患児が集まり、いろいろなレクリエーショナルな活動をすることは今後の彼らの成長を助ける糧になると思います。

事実、私たちのキャンプは社会的に大いに活躍している人を輩出しております。

2. 父兄に対しても大きな効果を有しております。いろいろな不安を抱えた父兄がキャンプに参加し、不安や、悩みを話し合ったり、医師の指導を受けることで、かなり自信を取り戻されているようです。

3. キャンパーが来年も参加したいと思いが生まれるか否かが大切だと思います。なぜなら、そのような楽しい思いでをもとにして自身の目標のようなものができあがってくるからです。その意味では、今回のサマーキャンプは大成功でした。

 

20]富士小児・ヤング合同糖尿病サマーキャンプ

平成11年7月23日〜7月25日 富山県利賀少年自然の家

 

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同じ病気の小児及び家族と知り合い、情報交換したり、DMについての知識や技術を習得することにより、不安が解消されDMと上手く付き合っていけるようになること。

 

(アンケート結果を第2部に収載)

 

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1]父母は・勉強会や講演会、ヤングとの懇談会の開催を希望している。

2]小学生中心の行事が多かったので、中学生からは体育館での球技やヤングと交流がしたいという希望があった。

 

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1]ほとんどが家族ぐるみの参加で、DMに関する悩みを自己紹介の中で述べていただき、多くの問題が提出された。それらに対する解答を参加者の討論の中やボランティアで小児キャンプに参加されたヤングの方々の意見を通して、又、小児DM専門医の講演会の中で多く得たように思う。その後の家族の表情に新たな決意が感じられ、医療スタッフヘの質問に熱が入ってきた。

 

 

 

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