15]信州ぶらんこの会 サマーキャンプ
平成11年8月4日〜8月8日 東京都立聖山高原学園
1の(1) (注)感想文あり

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毎年キャンプの初日、最終日に理解度テストを行っている。今年度も実施したが、その結果主に食事療法の項目においての理解のアップがみられた。これは、キャンプ中、スタッフにより各学年の理解に応じた糖尿病教室における食事指導を2回行ったり、毎食ごとに食事の説明や指導を行い、意識づけができた成果であると考える。
また、注射や検査においては、自己注射方法の手技の確認や、注射部位の硬結等の確認をしっかり行うことにより、正しい方法の指導を行うことができ、知識を持った実施ができるようになったと思われる。
新規の患者にとっても、患者同志の交流ができ、キャンプ後も連絡を取り合っているようである。このように精神的サポートが得られるきっかけづくりになっている場であると考えている。
思春期の指導については、年齢的な難しさがあり、検討の余地があると考えている。
17回のキャンプでは、まだ客観的な評価はできていないが、個々の例をみると、キャンプを経験した児の方が、社会適応が十分できており、コントロールもよいと思われる。