3]茨城小児糖尿病サマーキャンプ
平成11年8月18日〜8月20日 茨城県立白浜少年自然の家
1の(1)
同じ病気を持ち、同じように悩んでいる友達と知合いうことができたこと。また日頃考えているいろいろなことを話し合い共感を得ることができたこと。さらに親元を離れ、初めて経験することへの不安と喜びなどなど。参加して良かったと思っている。
(こども達の感想文から)
1の(2)
サマーキャンプの趣旨は、「医痴スタッフと生活を共にしながら、病気の管理方法等について実地に指導する」ことになっているが、日程の中には結構、レクリエーション的なものも加えてあり、今年は地元のJリーグ「鹿島アントラーズ選手」との交流会を実施したところである。
したがって、参加者達にとっては、夏休み最後の楽しい行事としてとらえているようである。
ちなみに、サマーキャンプは今回で14回目の開催になるが、開催方法等についてはその都度検討しているが、特に問題はないようである。
ただ、指導スタッフとしては、もう少し参加者の数を増やしたい。
とくに、マンネリ化を避ける意味からも、新しい参加者の発掘に努めているが、なかなか思うようにはいかないという実態がある。
来年はちょうど15回目の開催にあたるため、これを記念しての行事(催し)とか、記念誌の発行などできればよいがと考えている。
2の(1)
このサマーキャンプは、昭和61年から継続して実施しており、小児糖尿病を持つこども達にとって、治療上のこと、その他をも含めそれなりの目的は果たしてきていると考えている。
参加者の感想文によると、インスリン注射や血糖測定が自分で出来るようになったとか、食事のコントロールの仕方が判ったとか、友達が沢山できて良かったとか、OG・OBの人達の話しが聴けてとても参考になり良かった、また来年も来たい、などなどあり、夏の暑い時に苦労したことなどは忘れてしまい、また来年はもっと良いものをと考えてしまう。