事業の目的:
各町で行うには財政等負担になることが多く、連携して行なうメリットが大きいため、古くからつながりのある町で行なった。平成9年度より始まった、集落・生活拠点整備事業(県単交付金)に平成10年度に採択された。これは、広域的な地域が対象であったため、高田郡として取り組んだ。
事業の内容:
厚生連吉田総合病院を核に医療・保健・福祉のトータルネットワークの構築を目指して、老人性痴呆疾患治療病棟等の整理、在宅遠隔医療支援システム、福祉保健支援システムを始め、障害者デイケアサービスセンター等の障害者福祉施設の整備を共同で取り組む。また、特産品の水耕ネギの10億円産地化、長ナスやブロッコリーなどの1億円産地化、高齢者・女性等による100万円農業の確立、産直・観光交流拠点となるバザールネットワークの形成によって、農業と交流促進に広域連携して取り組む。
事業の効果:
産業関係をはじめ、高田郡各町単独事業だけでなく、連携して行なうようになった。
課題:
各町間の意見調整に時間がかかり、日程調整も同様の状況であることが課題。