事業の目的:
太田川の上下流に住む人々が連携し上下流一体となって、河川環境を守るため交流を深め、自然、歴史、文化を共有した地域づくり・川づくりに一致協力する事により、太田川の清らかな流れを後世に引き継ぐ事を目的とする。
事業の内容:
平成10年度に行なった事業は、ふれあい戸河内まつりへの参加、カタクリ交流会の開催、加計町探訪、環境教育指導者養成講座、冬の自然観察会、水援隊、広島市中区こどもまつりへの参加、水を考える体験教室の開催である。平成11年度には、水援隊の育成・支援、ホタル保護活動との交流、環境教育指導者養成講座、広島市中区こどもまつりへの参加、秋の実りの体験セミナーをすでに実施している。さらに今後、環境教育担当者セミナー、花と文化と産業祭への参加、冬の自然観察会等を行なう予定である。
事業の効果:
構成市町村の担当者の交流が生まれ、行事の参加が容易に行なえるようになった。また、徐々にではあるが、流域の市町村から具体的事業の提案もなされるようになっている。
課題:
構成市町村によって、振興交流に対する意識に差があり、活動を進める上で障害となっている。今後は、この意識の差をいかに無くして行くかが課題と思われる。また、地域住民同志の、交流をいかに進めるかが問題である。