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財団法人 しそう森林王国協会

 

「県民オアシス-しそう森林王国-」形成事業(1996年〜)

 

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事業の目的:

宍粟郡地域の活性化のためには、恵まれた森林をはじめとする自然を活かして、都市との交流を深めることによる活性化。また、建設中の播磨科学公園都市の隣接地域として、その効果を積極的に取り入れ、活性化を推進する必要性があった。そのため、宍粟郡の特性を生かしたコンセプトを持った「しそう森林王国」を平成元年に建国し、広域的にソフト事業を展開していくことを目的としている。

 

事業の内容:

豊かな自然の最大限の保全と発展、うるおいと安らぎに満ちた快適な生活環境と景観の形成、自然とのふれあいによる多彩な交流等、基本的な施策を展開し、しそう森林王国を県民全てのオアシスとして、自然と触れ合い交流する場とすることに努めている。

 

事業の効果:

地域全体に「しそう森林王国」という地域づくりのコンセプトが生まれたことにより、宍粟郡5町に連携及び一体感が生まれてきたと共に「ミニ独立国」というユニークな発想と組織づくりにより、建国当初(平成元年)から地域住民と行政が連係を保ちながら関わっているため、地域づくりに対する住民意識の高揚も生まれている。

 

課題:

事業費の財源の確保、人材不足等による整備の遅れ、住民全体への周知徹底等に課題がある。また、平成8年に財団法人を設立したことにより、従来の組織との位置づけと連携に課題がある。

 

 

 

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