○深澤
今日のこの席には、文化財団の高野副理事長さんがお見えです。折角の機会ですので一つお話しをお伺いいたしたいと思います、よろしく。
○高野(北海道文化財団副理事長)
文化財団の高野でございます。3日間の舞台技術講座大変お疲れさまでございました。今、深澤理事長さんからお話しございましたので、一つ皆さんにお願いやらピーアールをさせていただきます。
今回皆さんが、かでるで実技的な勉強なさったんですが、実際に自分のホールヘ帰られますと、いろいろ機会も違うということもあると思います。
そんなことから2年前に音響、照明それから舞台技術、これらの三つの部門をセットにしまして、今日は講師でお並びの、それぞれの皆さんの協会から技術者を出していただいて、いわゆる出前型舞台技術アドバイザーという制度を発足させています。皆様方のホールに直接出向きまして、皆様方に直接その機械を使っていろいろとお話しできるという制度があります。この費用はもちろん無料です。是非今回ご参加の皆さんそれからまた周辺のホールの方にも、我々ももちろんPRしてますが、一度この制度を使って、今回勉強された技量を、実態に即した力で活用できるようにしていただければ、大変いいと思いますので、是非ご活用お願いします。
○深澤
ありがとうございました。
最近、よく使われる言葉にコラボレーション=協働=というのがあります。たくさんの人びと、いろいろなジャンルの違う方々がホールにどんどん集まってきて、そこでいろんなものをみんなで汗を出し合いながら、何かつくってく。まさに、自治体ホールの存在価値がそこに表われるわけですけれども、そういう人々の連帯とネットワークによるコラボレーションの場、そして、キーパーソンになるのが、ホールスタッフ、ホールで働く私どもが、そういうキーパーソンにならなくてはいけないという考え方が大きな流れになっております。
今日も全体として、そういう市民の皆さん方、住民の皆さん方との関係をどのようにうまくつくっていって、それで、そこに何があるか、どんなものがつくれるのか、ということに収斂するようなお話しが多かったように思っております。
皆様が、お帰りになりましたら、日々の仕事、本当に大変だと思いますけども、そういう仕事を通じて、町づくり村おこしのために、大いにご健闘いただければ、ありがたいと思っています。
時間もまいりましたので、全体討論はこれでもって締めさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。