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後期高齢者の割合をみると、平成2年で3.0%(特別区平均:4.4%)と、先述の平成7年3.5%(特別区平均:5.3%)と同様、平成2年時点においても、特別区中最も低かった。また、特別区の平均との差も広がってきている。

 

5. 江戸川区における高齢者の人口・世帯構成

 

本節では1995年国勢調査結果により分析する。

 

(1) 性別・年齢

江戸川区の高齢者の年齢は、前期高齢者が64.0%、後期高齢者が36.0%である。これを性別にみると、男性では、前期高齢者が70.0%、後期高齢者が30.0%であるのに対し、女性では、前期高齢者が59.6%、後期高齢者が40.4%となっており、女性では後期高齢者の割合が高い。

江戸川区の高齢者の性比は73.8で、前期高齢者では86.7、後期高齢者では54.9である。

特別区の高齢者の平均と比較すると、江戸川区では前期高齢者の割合が特別区平均より2.7ポイント高い。同様に男性では前期高齢者の割合は特別区平均より4.7ポイント高い。

 

表1-2-1 性・年齢

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