・江戸川区の高齢者施策の周知度、利用状況
・転居前・後の交流の変化
・転居前・後の介護者・支援者の変化
・転居前・後の通院、福祉サービス利用、学習活動の変化
・疾病
・転居理由
・転居が自立的か他律的か
第2節 江戸川区の高齢化の特徴
1. 位置
江戸川区は、東京都の東端に位置し、江戸川を挟んで東は千葉県と接しており、区の南は東京湾に面している。また、北は葛飾区、西は墨田区、江東区と隣接している。
2. 人口
人口は、59万2541人(平成9年)で、東京都特別区中第5位の人口規模を有する。人口増加数は5,691人(平成8年中)で、特別区中最も多くなっている。
3. 高齢化の状況
江戸川区の高齢化率は10.6%(平成9年)で、特別区中最も低い。そのため平均年齢は38.15歳と(平成9年)、特別区中最も若い。
後期高齢者の割合をみると、3.5%(平成7年)(特別区平均:5.3%)で、やはり特別区中最も低い。
4. 高齢化の推移
江戸川区の高齢化率は昭和63年の7.6%から10年後の平成9年の10.6%まで、途中、国調年次の平成2年に8.0%(特別区の平均:11.2%)、同平成7年に9.9%(特別区の平均:13.7%)を示しながら高まってきているが、これを他の特別区と比較すると、平成2年、平成7年とも、特別区中最も低くなっている。また、特別区の平均との差も広がってきている。