イベント内容

　

　

実施内容

　

1997年1月に発生した、ロシア船籍のタンカー“ナホトカ号”による重油流出事故は、大規模な環境汚染として人々の記憶に新しいものです。しかし、このような大きな環境汚染以外にも私たちの周りには目に見えない所で数多くの海洋汚染が進んでいるのが実状です。

このコーナーでは、その実態を探りながら「美しい海」とは？

そして、今、私たちに何ができるのか……

を考えるとともに、最新技術を駆使した映像を通して、海洋の神秘と、海の世界の素晴らしさを紹介しました。

　

(1)　「中村征夫の世界」大型5面スクリーンによる海洋映像の上映

海洋写真家中村氏の貴重な海中写真120点を、5面のスクリーンに15台のスライドプロジェクターを用いたマルチスライド映像の大パノラマで展開し、観客に壮大な海の旅を擬似体験していただきました。

　

　

(2)　「海と共に生きる」コーナー

全漁連・中央シーフードセンター提供による教材とパネルを展示し、生物が海から受ける恩恵について解説しました。

　

船舶事故による海洋汚染を紹介したパネル展示

　

(3)　「21世紀に向けて」コーナー

海上保安庁第三管区海上保安本部及び、海洋科学技術センター提供の資料を基に、深海地質、新種生物、海のゴミや海洋汚染の現状などを教育的視点から観客に分かりやすく展示しました。

　

きれいな貝殻と海洋汚染で変色した貝殻を比較展示。

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