敬老憲章
老人は我々を生み育ち分化を創造・継承して国家と社会を守護し発展させるのにおいて貢献してきた大人として国民に尊敬されるとともに老後を安らかに過ごさなければならない方々である。
しかし、人口の高齢化と社会構造及び価値観の変化は次第に老後生活を脅かしている。
我々は固有の家族制度のもと、敬老孝親と隣保相助の美風良俗をもった国民として、これを発展させ老人を敬愛・奉養し、老後を楽しめられるよう老人福祉の増進に最善を尽くさなければならない。
我々は下記のような事項を具現するため一心にして努力する。
1. 老人は家庭で伝統の美徳を生かし子孫の手厚い奉養を受けなければならず、地域社会と国家はこれを積極的に手助けしなければならない。
2. 老人は衣食住において充足され安らかな生活を楽しめるようにならなければならない。
3. 老人は心身の安全と健康を享受できるようにならなければならない。
4. 老人は自分の能力に応じて社会活動に参加できるようにならなければならない。
5. 老人は趣味・娯楽をはじめとする文化生活と老後生活に必要な知識を得る機会を持たなければならない。
老人綱領
我々は社会の大人として常時に若者たちに率先垂範する姿勢を持つと同時にこれまで我々が体験した高貴な経験業績、そして民族の魂を子孫に継承する伝授者としての使命を自覚し下記事項の実践のため皆で努力する。
1. 我々は家庭や社会で尊敬される老人になるよう努める。
2. 我々は敬老孝親の倫理観と伝統的な家族制度が維持発展されるよう努める。
3. 我々は青少年を先導し若い世代に奉仕するとともに社会正義の具現に先駆けなければ
ならない。
<金恵媛・訳>